多田治ウェブアーカイブNo.112 (2005.9.20)愛知万博その6。

(以下、当時のタダオサム・ダイアリーより)
海上の森:万博会場を抜け出して、愛知万博を考える。
会場の中の万博を見終えても、まだ終わってはいません。名古屋の最終日、当初の会場予定地にされ、環境破壊が問題になった、海上(かいしょ)の森に行ってきました。

名古屋の大曽根から出ている「ゆとりーとらいん」。

バスが専用の高架路線を走ります。

車内から俯瞰する風景。

バスから愛知環状鉄道へ乗り継ぎ、万博八草の一つ手前の「山口」駅で降り、しばらく歩くと、こうした緑の風景が広がります。

案山子。

万博会場へ向けて、おそらく新しく造られたのでしょう、広い道路。一般車の通行は規制されています。

海上の森への道のところどころに、貼られています。

愛知県による案内図も立っています。場所によってゾーニングもされています。
写真をとれる枚数がなくなり、お見せできる写真はこれだけです。それにしても、ここへ来てよかったです。博覧会のスペクタクルだけではなく、スペクタクルではない自然の道を。情けないし素朴なんだけど、この往復の7キロぐらいでしょうか、ひとりで歩いてみて、僕は自然の怖さを味わいました。蚊が耳のそばをブーンと飛び回り続けて、不快な思いで追い払い、まむしが出ないでいてくれることを願い続けました。自然におののく、ひ弱な自分を実感しながら、環境をテーマにした愛知万博が、いったいいかなる意味を持っていたのだろうか?と、あらためて考えさせられました。